足立区 風疹(風しん)■抗体検査【無料】■予防接種【3,000円】 障害先天性風疹症候群を防ごう
ニュース等で報道されている通り、風しん患者が急増しており、足立区でも「緊急対策」を取ることになりました。
特に妊婦さんが感染すると、生まれてくる赤ちゃんに心臓病、白内障、聴力障害などの障害先天性風疹症候群を発症する可能性があるそうです。
妊婦さんは予防接種を受ける事ができませんので、間接的ではありますが、周囲の方が予防接種を受ける事で感染を防ぎ、赤ちゃんを守ることが大切です。
是非、今回の「抗体検査【無料】」を受け、抗体価が低い方は予防接種を検討されてみてはいかがでしょうか。
風疹とは
風疹(rubella)は、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症である。症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、臨床症状のみで風疹と診断することは困難な疾患である。
風疹に感受性のある妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、出生児が先天性風疹症候群を発症する可能性がある。
男女ともがワクチンを受けて、まず風疹の流行を抑制し、女性は感染予防に必要な免疫を妊娠前に獲得しておくことが重要である。
国立感染症研究所より引用
抗体検査
2019年度より「区内在住の19歳以上の方」は抗体検査受診票を足立区内の指定医療機関に持参することで、抗体検査を無料で行うことができるようになりました。
■申込先
【電話】保健予防課 保健予防係 電話03-3880-5892
【窓口】保健予防課 保健予防係、各保健センター等
■実施場所
足立区内の指定医療機関
次のPDFファイルに指定医療機関の一覧が記載されています。
【2019年度 風しん第5期 抗体検査・予防接種 指定医療機関名簿 PDFファイル】
※指定医療機関以外での抗体検査・予防接種は助成の対象にはなりませんのでご注意ください。
予防接種
■接種費用の助成を受けられる方
- 19歳以上の足立区民で、風しん抗体検査の結果、抗体価が低い方。
- 予防接種予診票を足立区指定医療機関に持参すること
■自己負担額
- 風しん単独ワクチン:3,000円
- MR混合ワクチン:5,000円
※生活保護等受給者は受給証明書を添付することで自己負担額が免除されます。
抗体検査・予防接種費用が無料に
昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性の方は、国の風しんの抗体検査・予防接種の費用助成を受けることができ、抗体検査・予防接種ともに無料で行えます。
詳しくは足立区のホームページをご覧ください。
足立区内の風しん発生状況
足立区の風しん発生届け状況
風しんは、感染症法の5類感染症に定められています。風しんと診断した医師は最寄りの保健所に発生届を提出することになっています。
足立区では、平成30年は10月28日時点で、30件の風しんの届け出がありました。男性が20件、女性が10件でした。男性は20歳代から40歳代、女性は20歳代が多く、風しん含有ワクチン接種歴は1回接種済3件、無し4件、不明23件でした。また、他の人への感染は認められませんでした。
足立区ホームページより
平成30年10月28日時点で30件の届け出があるそうです。
国立感染症研究所によると「臨床症状のみで風疹と診断することは困難な疾患である」という事ですので、「ただの風邪だろう」と思い、知らず知らず、感染を広げているケースも無いとは言えません。
足立区でも特に、「過去に風しんの予防接種を受けたかどうかわからない」方で、「妊娠を予定している女性とその同居者」及び「妊婦の同居者」は抗体検査を受け、免疫が不十分な場合は、予防接種を受ける事をお勧めしています。
生まれてくる赤ちゃんの為にも、まずは無料の抗体検査を受ける事が大切ですね。
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風しんの症状
風しんは「風しんウィルス」による感染症です。
感染者の「せき」や「くしゃみ」のしぶきを吸い込む事で感染し、潜伏期間は2~3週間といわれています。
風しんの症状は38℃前後の発熱、リンパ節の腫れ、せき等の他に特徴的なのが小さく赤い発疹が全身にでる場合があります。
また麻疹やおたふく風邪と同じように大人がかかると重症化する事もあるそうです。
尚、児童が感染した場合、発疹が消失するまで出席停止となります。