足立区-不法投棄対策支援-賃貸住宅の場合は?
2018年4月1日から区による不法投棄対策支援開始
不法投棄は中々無くなりません。
ご所有の賃貸物件や月極駐車場の敷地内にゴミを投棄された事のあるオーナー様も多数いらっしゃるのではないでしょうか。
足立区の広報を確認していると、2018年4月1日から2020年までの3年間限定で、区による不法投棄対策支援が始まるという記事を見つけました。
支援は大きく分けて3つ。
①個人の住宅・指導・空き地(事業用地は除く)の不法投棄物を区が直接撤去
②不法投棄防止看板の貸し出しに加え、不法投棄防止シールの配布を開始
③不法投棄通報協力員を募集
この中で、注目すべきは①の「区が不法投棄物を直接撤去」してくれる点です。
これは不法投棄を発見した場合、区の生活環境保全課内の「不法投棄110番」に通報することで、
スタッフが現地を見に来てくれ、最終的に区が不法投棄物を撤去してくれるというものです。
しかし、残念ながら賃貸物件や月極駐車場の敷地内に投棄されたものは対象外なのです。
広い駐車場の片隅や賃貸物件の建物の陰、ゴミ集積所などに家電製品を投棄したりというケースは非常に多いと思うのですが、そこまでは対応できないという事なのでしょうか。
尚、賃貸物件や月極駐車場の敷地の接する公道に不法投棄された場合は、不法投棄110番に通報することで、区で投棄物を撤去してくれるそうです。
予算や人員といった問題もあるかと思いますが、将来、不法投棄物は全て区で調査・処分をする体制になり、不法投棄をさせない街となる事を期待したいですね。
当面は自衛するしかありませんが、経験上、効果があったのは看板+センサーライトでした。
犯罪心理はわかりませんが、「不法投棄厳禁」という看板が設置され、センサーライトがピカッと光ると、やはり捨てずらいのでしょう。
その場所では設置後、家電製品などの投棄は無くなりました。
不法投棄でお困りのオーナー様がいらっしゃいましたら、お試しください。
看板は区の清掃事務所等で貸与してくれます。
センサーライトは電源工事が必要ですが(電池式より電源式をお勧めします)、そこまで高額ではありませんから地元の電気店などにお見積もりを取られてみると良いかもしれません。
また賃貸物件のゴミ集積所のトラブルに関してはこちらの記事をご参考にして頂ければ幸いです。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。