西新井大師の「納めの大師」に行ってきました!!!
2018年12月21日(金) 西新井大師の「納めの大師」を見に行ってきました。
毎月21日は弘法大師様のご縁日でして、年の最後の大師の日、それで「納めの大師」と呼ばれています。
空海(くうかい、宝亀5年(774年) – 承和2年3月21日(835年4月22日))は、平安時代初期の僧。弘法大師(こうぼうだいし)の諡号(921年、醍醐天皇による)で知られる真言宗の開祖である。俗名(幼名)は佐伯 眞魚(さえき の まお)。日本天台宗の開祖最澄(伝教大師)と共に、日本仏教の大勢が、今日称される奈良仏教から平安仏教へと、転換していく流れの劈頭に位置し、中国より真言密教をもたらした。能書家としても知られ、嵯峨天皇・橘逸勢と共に三筆のひとりに数えられている。
ウィキペディアより引用
ちょうど昼ごろという事もあって、参道には大勢の方がいらっしゃいました。
天気も快晴、寒さもそれ程でもないという事もあってか、比較的ご年配の人が多かったですね。
それもあってか、人の流れもゆっくりで、のんびりとした空気が流れていました。
賑わう露店
露店もたくさん出ていましたが、扱っている商品が渋い!!
先月の大鷲神社「酉の市」と違って、若い人向け、子供向けの露店は少なかったですね。
大根やネギ、白菜など野菜の販売。朝市のようですね。
漬物が人気です。
「どうぞ、食べてみて!!」と試食も盛んで、皆さん、ポリポリしながら品を眺めています。
こちらは婦人靴の販売。
買った靴をその場で履き替え「履きやすいわぁ~」「そうでしょー、みんなに宣伝しといて~」と軽妙なやり取りが。
こちらの漬物屋さんは大繁盛。
ひっきりなしで、どんな商品を売っているのか撮影できませんでした。残念!!
年齢層にあっていないんでしょうか……?隣りの漬物屋さんは大繁盛なのに……。
こちらはワカメの量り売り。露店販売は初めて見ました!!
他にも落花生、しいたけ(どんこ)、陶器、雑貨、化粧品などなど。
まるでフリーマーケットのようでした。
熊手の販売
納めの大師でも熊手を販売していました。
どうやら2018年、都内で最後の熊手市のようです。
あまり買っている人がいませんでたが、夜が本番なのかな?
11月の「大鷲神社 酉の市」の方が、活気があった気がします。
托鉢
托鉢をしているお坊様がいらっしゃいました。
おさい銭箱にお賽銭を入れるのは抵抗ないですが、お坊様に直接お布施をするのはなかなか敷居が高いですね。
托鉢は、托鉢をする人(お金を入れる人)にとっても「自分の財産を手放す」「執着を断つ」という修行なんだそうです。
「お布施」は「喜捨する」とも言い、人のために自分の財産を喜んで捨てる、そして見返りを求めない、そういう修行であり、功徳を積むことになるそうです。
その他の見どころ
お線香を購入し、写真の大きな釜(?)に入れ、その煙を体の悪い所、治したいところに当てると病気等が良くなると言われているそうです。
こちらは塩地蔵。
案内の看板には
「ここに安置される地蔵菩薩は、江戸時代より特にいぼ取りその他に霊験ありと伝えられ、御堂内の塩をいただきその功徳のある時、倍の塩をお返しするところから塩地蔵と申し、諸人の信仰盛んなり。」
と記載があります。
皆さんが水をかけ、ゴシゴシと磨いているお地蔵さまは「延命水洗地蔵尊」です。
「この延命水洗地蔵尊を信仰すると十種の福徳が授かり、特に寿命長遠の功徳があります。」と記載されています。
「蘇鉄(そてつ)」も霜よけをし、冬支度です。
DATA
所在地:東京都足立区西新井1-15-1
電 話:03-3890-2345
終わりに
一年、あっという間ですね。
2018年最後のトピックスですが、いかがでしたでしょうか。
参拝に来られていた方が、平日という事もあってか、比較的ご高齢の方が多く、のんびりゆったりとした時間が流れていました。
露店も漬物や乾物店など渋いお店が多く、お祭りとは違った趣のあるイベントでしたね。
大師の日は毎月「21日」ですので、機会がございましたら行かれてみてはいかがでしょうか。