トイレの天井から水がたれてくる

 

入居者様から「トイレの天井から水がたれてくるんだけど」と連絡を頂き、直ぐに現地を確認しました。

 

 

2階建ての2階の部屋で、今現在も雨が降り続いていますから、雨漏りの可能性が大です。

 

 

直ぐに家主様にご報告し、調査のご了解を頂いたのですが、業者さんが動けない状況でした。

仕方がないので、漏水被害が広がらないよう保全処置をし、入居者様にご説明の上、翌日調査のご了解を頂きました。

 

 

翌日、再度伺うと、天井に大きなシミがありました。まだ湿り気を含んでいます。

 

 

早速、天井を開口し、調査開始。

 

 

下地の木が湿っているのが確認できましたが、どこから水が侵入してきたかまでは特定できませんでした。

雨漏りであることに間違いはなさそうです。

 

 

屋根に上がり、疑わしいところを発見しました。

トタン屋根の継ぎ目のシールが劣化しています。

 

 

散水試験開始。ホースで水をかけ続けていると、数分後…

 

 

トイレの天井裏からポタポタと雨漏りが始まりました。

どうやら先程の個所が最も疑わしいようです。

他の個所も含めて、防水コーキングでしっかりと処置をしてもらいました。

 

その後、乾燥・様子見期間をおき、雨漏りが発生しない事を確認し、トイレの天井を復旧しました。