【実験】タバコのヤニ汚れ|クロス・壁紙がどの程度汚れるか実験してみました

 

タバコのヤニでどの程度、壁紙が汚れるのか?

公共施設は禁煙

駅近くの道路も禁煙

部屋の中で吸えば奥さん・子供から煙たがられ、ベランダで吸えば隣室の窓が「ピシャッ!!!」と閉められる。

 

愛煙家・喫煙家の皆様は肩身の狭い思いをされているかと思います。

そんなタバコですが、壁紙(ビニールクロス 以下、クロス)がどの程度汚れるのか、実際に実験してみました。

 

実験方法

実験方法はごく単純です。

白のクロスを用意し、透明な容器の内側に両面テープで貼り付け、その中でタバコを燃やすという方法です。

 

タバコはオジサン御用達のセブンスター

向かいのタバコ屋さんで買ったら、なんと一箱500円もするのです!!高くなりましたね~

 

 

早速、実験開始です。

 

 

上の写真のようにプラスチックの容器の中で、タバコをくゆらせます。

 

一本目の結果はこちら!!

 

右側がタバコの煙で燻したクロスです。

色合い的にはほとんど変わりはありませんでした。

 

しかし、たったの一本でしたがヤニの匂いは強烈に染み込んでおり、タバコ嫌いの私には頭痛がしてきそうな臭いを放っていました。

 

続けて、2本目、3本目と火をつけますが、それ程変化が見られません。

5本目

 

写真ですとわかりずらいですが、燻した右側の方は明らかに黄ばみ始めました

 

10本目

 

上の写真は10本目です。

明らかに黄色いですね。

わずか10本でここまで着色するとは、恐るべし、タバコのヤニ。

 

15本目

 

15本目です。さらに黄ばみが強くなってきました。

 

 

 

20本目

 

こちらが最後、20本目の写真です。

ここまでヤニが付着すると素手で触りたくありませんね。

 

わずか20本、1ケースでここまで汚れるとは想像だにしませんでした。

 

そして臭いも半端ではありません

 

この臭いはクロス洗浄をしたり、外に干しておけば落ちるのでしょうか?

これについては引き続き実験をしてみたいと思います。

 

実験用のプラスチックケースも

 

ケースの上部に茶色い付着物が。

これはタールでしょうか?

 

 

ケースの内側から撮影した写真です。

煙は上に昇るので、やはり上部が一番汚れるのでしょうか。

強烈なタバコ臭がしますね。

 

結論

愛煙家の皆様には申し訳ないのですが、今回の実験で最も痛感したのは「タバコは良いこと無し」という事ですね。

 

まず、実験結果から、室内で吸えば確実にクロスが黄ばみ、臭いが染み付く事がお判り頂けたと思います。

クロスだけではありません。家具や家電製品にも当然付着するはずです。

変色や動作不良の原因となる可能性もあるでしょう。

 

そして、何より体に良くない。

クロスを黄ばませ、容器の上部にタールを付着させたあの煙を体に吸い込む。

どう考えても害しかないと思います。

 

部屋で吸えばクロスは汚れるし、同居人まで不健康に。

ベランダで吸えば隣近所が嫌がる。

 

「百害あって一利なし」とはまさにこの事でしょう。

 

ちなみに私は現在、タバコを吸っておりません。

以前は一日2箱ぐらい吸うヘビースモーカーでしたが、体調を壊したことをきっかけに禁煙し、以来、10数年一本も吸っておりません。

劇的に健康になったわけではありませんが、体調は確かに良くなりました。

 

愛煙家の皆様もこれを機に禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。

クロスのヤニ汚れの話が、健康の話に変わってしまいましたが、最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

今度は汚れてしまったクロスの洗浄と脱臭をやってみたいと思います。お楽しみに。