高齢者の見守りサービス 賃貸住宅入居のプラスになるか

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高齢者の賃貸住宅入居の一助となるか

Yahooニュース「日本郵政がiPadで高齢者見守り 来年3月にも全国展開 産経新聞」に【iPad(アイパッド)」を利用した高齢者向けの「みまもりサービス」を来年3月にも全国展開する方針を固めた】という記事がありました。

具体的なサービス内容の記載がない為、現時点では不明ですが、おそらくインターネットを介し、身内などに体調を伝えたり、本人からの定時連絡がなければ安否確認をする、といったサービスを提供するのではないでしょうか。

 

このサービスは高齢者の安心・安全というだけでなく、賃貸物件における貸主の安心にもつながる要素があると思います。

ご存じかもしれませんが、昨今、賃貸物件では高齢者が部屋を借りにくくなっている現状があります。

火やガスの扱いは大丈夫なのか、身寄りがないんじゃないか、寝たきりになったらどうするのかなどといった心配から、万一部屋で亡くなったらどうしよう、認知症になり他の入居者に迷惑をかけたらどうしよう、それが原因で部屋が空いてしまったらどうしよう等といった理由から、貸主が部屋を貸すのを躊躇してしまう傾向にあります。

 

特に室内でお亡くなりになり発見が遅れた場合など、室内のリフォーム費用も高額になるケースが多く、またリフォーム後、入居募集をするにしても心理的瑕疵として家賃を相場よりも下げないと借り手が見つからないといった金銭的・経済的問題は貸主によっては死活問題となることもあります。

多くの貸主はローンを返済しながら賃貸経営をしています。

つまり事業として行っているのです。

貸主というと「地主で大金持ち」というイメージがあるかもしれませんが、ごく普通の会社員という方も大勢いますし、昨今、賃貸市場は借り手市場になりつつあり貸主の懐も決して余裕があるわけではありません。

そうなるとできる限りリスクは取りたくないものです。その心理が高齢者の部屋の借りにくさに現れているのでしょう。

 

この「見守りサービス」というのは以前からありましたが、定時の電話や飲料の配布などで安否を確認するというのが主な内容で、万一、借主の体調が悪い、動けない等といった時の早期発見につながります。

借主がこのサービスを継続するという条件を提示すれば、貸主としても万一のリスクを軽減することができるので、検討してもらえる可能性が出てくるかもしれません。

郵便局のみまもりでんわ

郵便局ホームページより転載

 

足立区の見守りサービス

足立区では「おはよう訪問事業」という事業を足立区社会福祉協議会が行っています。

内容は「月曜から金曜までの平日、毎日、配達員がヤクルトを届けてくれ、前日のヤクルトが残っていたりすると安否確認をする」というものです。ヤクルトの代金は社会福祉協議会が負担してくれます。利用には条件がありますが、条件を満たしている方は賃貸でなくとも利用されると良いかもしれませんね。

 

対象者

次のすべての項目に該当された方が対象となります。

1 区内に居住するおおむね70歳以上の高齢者の方

2 ひとり暮らしの方(シルバーピア等は対象外です。)

3 500m以内に身内のいない方

4 緊急通報システムを取り付けてない方

5 介護保険等の利用により日々の安否確認がされていない方

(月~金までの5日間毎日介護サービス等を受けていない方)

 

詳しくは下記にお問い合わせ下さいませ。

〒120-0011

足立区中央本町1-17-1 足立区役所南館11階

03-3880-5740